2020年 アイスクリーム流通新聞

2020/01/05

2020年 アイスクリーム流通新聞

2020年1月5日(日)第715号

アイス新聞新年度のご挨拶を読んで。
今年は令和2年、オリンピック&パラリンピックを機に人の気持ちがどのように変化していくのか??
人々の気持ちの変化が社会の雰囲気をどう変質していくのか。注視されているようです。
そして、モーツアルトとベートーヴェンの都市伝説があります。
モーツアルトが聴こえる時代は平穏な幸福が充満しているが、

 

ベートーヴェンが流れる時代は刻苦勉励をしなければ幸福がつかめないと言われているようです。

今年が良くなるも、悪くなるも、、自分自身次第ということなのでしょう。
頑張っていい年にしましょうね。
僕もいいアイス年になるように頑張っていく所存でございます。しかし、新年度と音楽家を結びつけるとは、アイス業界も洒落てる!

 

≪アイス新時代が間もなく到来≫ ※一部抜粋

平成天皇の譲位で、元号が令和に変わりました。2019年4月30日までは平成、5月1日からは令和なので、庶民感情としては、ちょっと戸惑いはありますが、昨年の初夏から令和新時代を迎えて人心は上向きになっているように思います。
もちろん、令和になったからと言って、社会の仕組みや生活の仕方が一変するわけではありません。ただし、人々の気持ちが変わっていくと徐々に社会の雰囲気が変化変質していくことは歴史的に証明されています。
日本では、今年2020年に東京オリンピック&パラリンピックが開催されます。それを機に人々の気持ちがどの方向に変わっていくかが注視されています。
象徴的な事象が一つあります。
今年は、「ベートーヴェン生誕250周年」になりますから、記念公演や記念DVD、CDなどが多く企画されています。
音楽界だけじゃなく、生活の基調低音がベートーヴェンになっていくかもしれません。都市伝説をして、モーツアルトが聴こえる時代は平穏な幸福が充満しているが、ベートーヴェンが流れる耳朶は刻苦勉励をしなければ幸福がつかめないと言われています。
戦中戦後は、街の音楽喫茶で流れているのはベートーヴェンが圧倒的だったと先達は教えてくれます。風景が一変したのは、1956年のモーツアルト生誕200周年からだと教えてられました。剣豪小説で有名な故五味康祐氏は、クラッシック音楽に造詣が深ったのですが、彼も音楽のエッセイの中で、そうした経緯を記しています。この15年後、1971年にベートーヴェン生誕200周年が来ます。


アイスクリーム業界では、1950年代から機械産業化一直線で、平場小売店全盛、専売制度でメーカー主導の時代です。
平穏な幸福が卸店にもありました。1970年代になると、スーパーマーケットがアイス販売に注目し、コンビニも急拡大していきます。販売の主導権が小売業に移っていきますから、メーカーも卸店も厳しい圧力を受ける情勢になりました。モーツアルトからベートーヴェンに移るとは、そういう状況変化を言うのでしょう。

それから20年後の1991年にはモーツアルト没後200周年が来ます。再びモーツアルトの時代へと変わり、アイス業界は1994年に史上最高販売の売上高と販売量の記録を作ります。販売高はその後数度の値上げなどで単価アップしましたから現在は販売高新記録中ですが、販売量は1994年の記録が破られておりません。ただし、この後には20年間のトンネルを抜けられない黒歴史がありますから、モーツアルトには天上だけじゃなくて闇もあるということになります。2006年はモーツアルト生誕250周年がやってきたので、アイス業界は構造改革が進み、暗闇トンネルを抜けていきました。商品も販売拠点も取引要件も進化していったので、販売高は市場最高記録を更新中、利益面でも改善が進みました。まさにモーツアルトの天上の音楽に包まれていたと言えそうです。
そして、今年はベートーヴェン生誕250周年になります。場面転換が起こるのでしょうか。不安要素はありますが、刻苦勉励は日本が得意とsるう特質です。
令和の新時代はすでに2年目ですし、アイス新時代は未だ到来しておりませんが、東京オリンピック&パラリンピックで日本アイスビューティーを提供してから決めることになるでしょう。

 

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